遺言イメージ

遺言を残すメリットを考えましょう

皆さんは、自分の死後のことを考えていらっしゃるでしょうか。

私の母は一応まだ存命ですが、とにかく自分が死んだ後のことw考えることを忌み嫌っていました。
テレビで話題になっていたのでそれを受けて、死んだらどんなお葬式をしたいなどと聞こうものなら、
そんな縁起でもないこと。 と一蹴されました。

そんな訳でどのような旅支度をしてほしいやら、また、どのように遺産や型見分けをしてほしいかもわかりません。

父はもう少し現実的で、自分が死んだときにお母さんが住むところを追い出されてしまうというようなことは避けなくてはいけない。
と言っていたので少しは考えているのかなと思います。

いずれにしても遺言状後書いてあるとは聞かされていないのですが、
父は心臓が悪くなって来ていて、また腎臓も透析寸前で、自分でもう2年くらいしか生きられないのではないかと考えている様子です。
そんな父に父と母が死んだら、唯一の不動産であるいま両親が住んでいる家をどうしたらいいと思っているか、また、預貯金や保険などはどうなっているのかととても切り出せません。

もっとずっと元気なうちに、遺産分けの大枠だけでも聞いておけば良かったと思います。

先日読んだある記事では、遺言をしたためていない理由の一つに、まだ早いと思うから。
というのがありました。

でも、いつ事故に遭うかもわかりませんし、また母のようにアルツハイマー病にかかって、
今となってはなにも聞き出せない状態というようなときが来る前に、
遺言を書いておくことをお勧めします。

はじめに作るのはちゃんと法律に守られる正式な遺言状でなくても良いのではないでしょうか。

私の主人は田舎の長男でした。
義理の両親は私の両親と違って、盆暮れに帰省するたびにお葬式はこんな風に、戒名は何文字、
そして男の子3人のうち家と畑は長男に譲から、後の二人には家を建てるときにお金を援助する。
と言い聞かされていました。

そんな二人でしたが、義父はぼけて子供も認識できるかできないかといった状態で7年あまり施設で過ごしました。
義母も脳梗塞を起こして、施設暮らしを余儀なくされ、ほとんど意思疎通ができなくて、そのうえ相次いでなくなりました。

そのとたん兄弟の間で争いが起こったのです。
預貯金が思ったよりあったのと施設にいた間の費用や介護の貢献度が争いの元のようでした。

そんな様子を義理の両親が草葉の陰から見てどんな風に思うでしょう。

親の一番の願いは、子供は自分より長生きして、
そして兄弟は助け合って生きていって欲しいということだと思います。

不動産は同じものが兄弟の数だけあれば別ですが、売って分けない限り公平にという訳にはいきません。
また親の介護を引き受けて来た。
などいろいろがいきさつがあるでしょう。
それを主張しすぎて諍いが起こるのです。

親の方であらかじめこのように分けてほしいと書いてあると、少し暗い不満があっても兄弟ですから納得するものも何もないと主張がエスカレートしがちです。
せっかくつめに火をともす思いで節約して、少しでも子供に残したことがあだになっては悲しいですね。
ぜひとも遺言状を作っておくことをお勧めします。
ことあるごとに子供たちに言っていたとしても、文書として形があることが大切だと思います。

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