遺言イメージ

遺言は残された家族に伝える最期の言葉

遺言などは一般の庶民には必要ないものだという感覚でいましたが、最近は元気にうちに遺言書の作成をされる方が増えています。
遺言は残された家族に伝えられる最期の言葉になるからです。

実は私も両親をすでに亡くしていますが、その後の自宅をどうするかやお墓のことについて
私1人の判断ではなかなか迷いがあり、かなり困った経験があります。
きちんと両親の意志を確認しておく必要があったととても後悔しています。

両親が残してくれたものは残された唯一の遺族の私が勝手にすれば良い事なのでしょうが、
やはりできれば両親の思いに添えるような形で決着をつけたいと感じています。

しかし、いつまでも元気ではありませんから、結局はその後に残された家族に迷惑がかからない方法をとる必要があります。
兄弟がいれば相談しながら決めることができますが、私は一人っ子のため相談する相手もおらずに心細い気持ちになりました。
私のような家族環境のものにはなおさら遺言は必要だったのだと実感しています。
この世にいなくなれば亡くなったものは好きにしてくれても良いと思うものかもしれません。

しかし、亡くなったものの思いはやはり知っておきたかったと感じます。
一般の庶民でもこのように感じるのですから、資産をお持ちのご家庭はそれなりの準備は必ず必要です。
残された遺族がもめずに暮らせるようにするために作成は必要になります。
特にお金が絡むと人間は変わってしまいます。
公平さをきすために遺言書は必要になりますが、残すものが多いと方はなおさら作成が大変になることが予想されます。

遺言書は弁護士などに依頼しなければいけないと思われがちです。
特に遺産の分配が目的の場合は公正証書遺言が必要です。

また、子供が居ない夫婦は特に作成することが必要になります。
私の場合は、子供が1人で心細かったのですが、
両親にとってはまだ後の処理をしてくれる人間がいるので、なんとかなりました。

しかし、子供が居ない夫婦は万が一その夫婦が同時に亡くなった場合などは残された親族などが大変苦労することになります。

私の近所に子供の居ない老夫婦がおり、奥様は痴ほう症で判断する能力もなく旦那様も亡くなった後に残されたペットの犬がとても可愛そうな生活を送ることになりました。
近所の人がエサなどはあげていましたがリードにつながれたままで家族がいなくなった犬はいつも泣いてばかりで数年後に亡くなりました。

子供の居ない夫婦やペットを飼っている夫婦はその後のこともきちんと考えておく必要があります。
残された遺族が困らないように意志を伝えることや、自分の財産の後始末はきちんと考えておくことは、
心身ともに余裕のある年代にきちんとしておくべきです。
体が弱ってしまうと気持ちまで気弱になりがちですから、冷静に物事を判断できる時期が理想と言えます。

元気なうちに色んなことを片付けている方が気持ち良く生活できるため、その後は一層元気に老後を迎えることができます。
生前にお墓を購入する友人もいましたが、今ならその気持ちがとても理解できます。

子供が困らないように自分の事は自分でできる時にやっておくことが今の時代は求められることです。
最期まで自分に責任をもつことが必要です。

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