遺言イメージ

誰でも遺言を遺すことの重要性について

一昨年、昨年と、身内が亡くなり、どちらも遺言などを残していなかったため、相続に関してかなり煩雑なことになりました。
私は相続するつもりはないのですが、相続放棄のための書類などもあり、ゴネる親戚がいたり、遺言は元気なうちに遺しておくべきだと心から実感しました。

例えば、自分には大した遺産なんてないし、と思っていましたが、じゃあ、貯金は1円もなく、通帳すらないのか、一人暮らしの部屋の片づけはどうするのか、となると、遺言を遺すことが大げさなことだとは思えなくなりました。
生きて、自分で考えられるうちに整理しておかないと、遺された法定相続人が困るということがよくわかりました。
残念なことに、年齢に関係なく、親不孝なことに先立つ場合もありますし、それを考えると、定期的に見直しながら、文書を残すことの重要性を感じます。
ただでさえ先立たれ、ショックを受けるであろう親兄弟が、私の遺したものをどうするのか、きちんと整理して、文書の通りに機械的に動けば片付くようにしておかなければ、と思います。
念のため、友人にフォローは頼んでありますが、もっと具体的にどうするか、現実問題としては考えていませんでした。

しかし、2年連続で同じようなことが起こり、みんなが右往左往して、モメなくていいことでモメているのをみると、故人はそんなことは望んでいないはずなのに、と思いました。
手際良く整理するための方法としては、まずは私の持っている持ち物をすべて書きだすこと。
そして、捨てるものと、親兄弟が欲しいと思うなら使ってもらっていいもの、


例えばテレビや冷蔵庫はまだほとんど新品なのと、パソコンやプリンターもまだ使えるので、それは持ちかえって構わないことなど。
そして少ないですが、現金、預金については、まだ調べていません。
通常、そのままにしておくとどういう相続になるのかを調べ、私の考えと違うものであった場合は、スムーズに分配し、言い争うようなことがないようにしておくことです。
文書にしないとケンカする、とは思いませんし、なんだか冷たい関係なのかな、という印象もありますが、こういった作業を粛々と進めることができるようにしておくことが、大切な家族のためだと思うようになりました。
本当に、大富豪でもなんでもなくても、誰でも、必要な準備をしておくべきだと思います。
中途半端な年齢なのですが、友人とそういう話をしていると、早々に始めなければ、と少し焦りも感じます。
友人は、大切な一人娘が困らないようにしておきたい、と言い、やはり文書で遺しておかなくては、と考えているようです。

このように考えるきっかけは、親族の不幸だけではなく、私自身、去年から体調を崩しており、不安を感じることが多くなったことも関係しています。
こういう話をすると、親は嫌がるのですが(縁起でもない、と)、必ずしも順番に亡くなるとは限らないですし、変な言い方ですが、ゆっくりと悲しむ時間をあげたい、という気持ちがあります。
もちろん、あくまでも念のため、なのですが、私が生きている今の時点だけでも、引越しをすればどうなるかと想像すると、相当な荷物があることに気付きます。
誰でも、遺言は必要です。

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