遺言イメージ

残る家族がいるのであれば常に用意しておきたい遺言

遺言と聞くと、末期の癌などで余命いくばくもない人が残すもの、
あるいは沢山の財産がある人だけが弁護士などに預けておくものというイメージがありがちですが、
残された家族が困らないように、自分にもしも何かが有った時のために残しておきたいものです。

私は50代の主婦で、特に財産と呼べるものはもっていませんが、主婦は家の中の全てのことにおいて、
掌握しているものなので、家族は何の契約がどうなっているのかなどあまり知りませんし、
普段は任せっぱなしです。

ですから遺言という仰々しいものではないですが、もしもの時ノートのようなものを作って置いてあります。
もちろん、内容は一年に一度程度見直していますし、今後子ども達が独立したり、
夫が先に亡くなる様なことがあれば、明確な不動産や預貯金の配分も細かく記載していこうと思っています。

遺言は常に新しいものが古いものより効力がありますので、書き換える必要があるものが出来た場合は、
古い内容を消して、新しいことを書き加えていけば良いのです。

私は普通のノートを必要な項目に分けて、タブを付けて分かりやすく分類していますが、
本屋さんにも遺言用のノートが売っていますので、自分で作るのが難しい場合はそういうものを購入すると便利ですね。

最近は私が残しているようなものをエンディングノートと呼んだりしているようです。
ただ、公正証書などではないので、特に財産に関する遺言として確実に残すためには、
エンディングノートに記載しただけでは、財産分与に関して法的な効力を発揮することが出来ないのでいくつかの点に気をつけなければなりません。

本来、家族間のことなので、なにも法的に効力のあるものを残さなくてもよいのではないかとも思うのですが、実際になんらかの財産分与が必要になったときにいろいろな家庭で諍いが起きているのも事実です。
ですので、出来るだけそんな事にならないように、残せるものは残しておきたいものです。

エンディングノートには事細かに、どことどこの銀行に口座があるとか、
クレジットカードは何をもっているとか、保険は何にはいっているとか、死後家族が困らないように、
それこそインターネットの契約などについても記載をしています。

そうしておかなければ、私以外の家族では何をどこで契約しているか分からないことがあるからです。

他にももし夫と同時になにか有った時のために、子ども達が困らないように親族の連絡先も記載してありますし、私や夫が勤めている勤務先も記載してあります。

ただこの辺りまでは特に法的な効力が必要ではありませんので、署名や捺印などはせず、
ただノートに今現在の状態を常に更新していっています。

今はほとんどの財産が夫名義なので、これ以上の遺言は用意していませんが、
もし夫が先立ってしまった場合は私名義の財産が出来ますので、その時は別紙に直筆で何をどう三人の子ども達に配分するかを記載して、署名と捺印、記載日を書いたものをノートに挟むようにするつもりです。

この条件をクリアさえしておけば公正証書を作らなくても遺言として法的な効力が認められるのです。
僅かながらの預貯金も増減すると思いますので、これも一年に一度ぐらい見直しをして、
常に最新のものだけを保管します。

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